役員人事のお知らせ
2017/07/11
一般財団法人日本ユースホステル協会(東京都渋谷区)は、昨日開催した理事会において、下記のとおり理事長を選任いたしました。
【就任】
理事長 寺島 眞
【日本ユースホステル協会理事長 寺島 眞 略歴】
昭和36年2月 静岡県生まれ
昭和59年3月 明治大学文学部日本文学科卒業
平成 1年6月 財団法人日本ユースホステル協会入職 立科白樺高原ユースホステル配属(〜平成3年3月)
平成 3年4月 同協会 陸前高田ユースホステルマネージャー(〜平成7年3月)
平成 7年4月 同協会 立科白樺高原ユースホステル所長(〜平成29年6月)
平成23年4月 同協会 東京セントラルユースホステル所長(兼任/〜平成26年8月)
平成26年9月 同協会 理事長室室長(兼任/〜平成29年6月)
【就任のご挨拶】
平成29年7月10日開催の理事会において、このたび理事長に就任いたしました。
昭和26年(1951年)より続く歴史ある日本ユースホステル協会役職の重責に、身の引き締まる思いです。
ユースホステルには青少年が安全に安心して過ごせる宿泊施設としての側面と、青少年に旅を促す青少年運動としての側面があります。私は“施設”と“運動”は、そのどちらが優先されるものでもなく、またどちらかが欠けても成り立たない、自転車の両輪のようなものだと考えています。
また、ニーズが多様化し変化に富む昨今の情勢にあって、これからもユースホステルが利用される方々に愛され、発展していくためには、「“旅”を通して社会に貢献する」という理念はそのままに、両輪となる“施設”と“運動”は社会の要請に合わせて常に変化していくことが求められていると感じています。
在職期間中は諸課題への取り組みと共に、
『全国のユースホステルそれぞれが国際交流の拠点となることを目指し、訪日外国人利用者が不便なく地方のユースホステルを利用できる受入れ態勢の強化と、国際的なネットワークを活用した積極的な情報発信と利用喚起を行う』
『青少年に旅を促す取り組みを加速させると共に、旅に出る機会に恵まれない青少年(生活困難な子ども達や障がいをもった子供達など)に少ない負担で機会を提供する取り組みを行い、拡大させる』
この二点を新たな主たる指針として推進して参る所存です。
利用いただく皆様にこれまで以上に愛され、また運営・運動に関わるすべての人がこれまで以上に誇りを持てるようなユースホステルを築いていけるよう努めて参ります。
一般財団法人日本ユースホステル協会
理事長 寺 島 眞